国連移民局は、リビア南西部の集団墓地で少なくとも65人の遺体が発見されたと発表した。国際移住機関(IOM)は金曜日の声明で、人々の死亡状況や国籍は不明だが「砂漠を密航する途中で死亡したと考えられる」と述べた。同庁は、リビア当局が死亡者の調査を開始している一方で、「死亡した移民の尊厳ある回収、身元確認、遺骨の移送を確実に行い」、家族に通知し援助することが重要であると強調した。同庁の広報担当者は声明で、「行方不明の移民や死者の報告はそれぞれ、悲しみに暮れる家族が愛する人たちについての答えを探し求めたり、喪失の悲劇を認識したりしていることを表している」と述べた。